
リビングはゆったりくつろげる空間がいいですね。こどもたちが独立した後も、リビングはそのままのケースがあります。夫婦2人の暮らしに合ったリビングに見直しましょう。
リビングから見えるベランダや庭も不要なものは処分して、外を見たときに気持ちがいい場所にしたいものです。
目次
リビングの大物家具を見直す

リビングを片付けるときに、まず重視したいのが動きやすいかどうかです。
リビング内を移動するときに、足元が窮屈な場所はこの際見直しましょう。バランスを崩したり足をとられて転んだりすると大変です。動きやすいリビングを第一に考えてください。
そのソファーは必要ですか?
こどもたちが独立する前からの大きなソファーやテーブルを使っている場合は、大型のソファーを手放して、小ぶりなソファーへの買い替えを検討しましょう。
ソファーをやめて、リクライニングチェアーにするなど、リビングで過ごす夫婦2人がリラックスして過ごせることをメインに考えるといいかもしれません。
センターテーブルはなくてもOK
センターテーブルをなくしてサイドテーブルにするという方法もあります。
センターテーブルのカップをとるには、体を起こして手を伸ばさねばなりませんが、サイドテーブルはソファーにもたれたままでもカップを手にできる気楽さがあります。
センターテーブルがなければ、ソファー前が空くので、動きやすさがアップするのです。
リビングチェストや本棚の片付け

リビングチェストや本棚にモノが詰め込まれている場合は、一度すべて出して中身を見直してみましょう。なかなか思い切れない 本・コレクション・DVDの整理の仕方もご紹介します。
整理するときの手順
①. モノをすべて出す
②. 「いるもの」と「いらないもの」と「判断に迷うもの」の3つにわける
③ . 「いるもの」はリビングに収納するものと、本来「他の場所にあるべきもの」に分ける
④ . リビングに収納する「いるものを」用途や種類に従って仲間分けする
⑤. ④で仕分けたモノを、棚やチェスト内に「定位置(使ったら戻す場所)」を決め収納する
⑥. ②で分けた、「いらないもの」は処分する。「判断に迷うもの」は一つの箱に入れて1年後に再度確認するために、日付を書いて貼っておく【〇年〇月〇日に見直しする】
⑦. ③で仕分けた「他の場所にあるべきもの」は本来あるべきところに戻す
本が収納しきれない場合
本も一度すべて出して、仕分けましょう。本の整理は大変かもしれませんが、将来の自分は、重い本の整理が億劫になるかもしれません、今のうちに整理をして将来の自分の負担を減らしておきましょう。
今まで読んだ本を読み返すことはありましたか?もしなければ、読み終わった本は手放してもいい本です。長らく読まずに置いている本、好みが変わってもう読まないなら手放してもよいでしょう。
絶版になった特別な本以外は、もう一度読みたくなった時に、再度購入することも簡単です。今は古い本でもオークションやフリマアプリで探せば購入できますので、安心して手放せます。
手放す本は、宅配で送る買い取り[1] に依頼したり、フリマアプリ[2] で売ったりという方法もあります。
<参考URL>
[1]宅配買取・スピード査定 | ラクして売るならネットオフ宅配買取 (netoff.co.jp)
[2]シニアのためのメルカリ教室 – ヨクラス (yokuras.com)
コレクションが多すぎて整理ができていない
コレクションのディスプレイがいつの間にか乱雑になっていませんか。
カップやグラス、小さな細工物、旅先の小物など、楽しみで集めたけれど増えすぎて収拾がつかない場合があります。
きれいに並べて楽しめる数のお気に入りを選んで、ディスプレイするのがおすすめです。ディスプレイできない分は、別に収納しておき、年ごとに違うものに替えて楽しむこともできます。
整理したときに、お気に入りだけを残して手放してもいいなと思えたら、人に譲ったり、フリマアプリで売ることに挑戦してもよいかもしれません。
テレビまわりのDVDやビデオの整理
映画やドラマのDVDは繰り返してみるのでなければ、手放すことを検討しましょう。手放した後、どうしても見たくなった時は、インターネットのオンデマンド配信で購入して見ることも可能です。お気に入りの数本だけを残して手放すとすっきりします。
家族や思い出の記録動画は、手放すと戻ってきませんので処分は慎重に。ビデオをDVDにダビングしてくれる業者[1] がありますので、思い出のビデオはDVDにしておくとよいかもしれません。DVDは劣化せず、カサも低くなって、再生もしやすいというメリットがあります。
<参考URL>
[1]DVDコピー、DVDダビングを安心サービス・価格でご提供 | ダビングセンター・全国対応可 (tokyo-dc.jp
リビングの床にモノを置かないと決める

床の上にモノを置く習慣のあるご家庭は、床にモノを置かないと決心してください。1箇所にモノを置くと、次は、その上か横に置いてしまいます。1つモノがあると、無意識にここはモノを置いてもいい場所だと認識してしまい、最初に置いた場所が床上の物置になってしまうのです。
年齢を重ねるといちいち片付けるのが面倒で、ちょい置きが増えてしまいます。ちょい置きをしても、その日のうちに、あるべき場所に片付けるというルールを自分に中に持っていると大丈夫。床にモノがないとかなりすっきりして見えます。
ベランダや庭の整理

ベランダや庭に不用品を放置していたら、次の粗大ごみや不燃ごみの日にまとめて処分しましょう。粗大ごみに出すごみはあらかじめ電話で登録や、処分料のシールを貼る必要があり手間がかかります。
そのうちまとめてと思っている時は、今がその時です。
事前の登録が必要そうなものはサイズを確認してメモし、自治体のゴミセンターに連絡しましょう。電話をすれば、次のゴミの日が何日かも教えてもらえます。
ベランダにモノが少なければ、掃除も洗濯を干すときも楽です。
そしてベランダに余裕ができたら、リビングから見える場所に、観葉植物を1鉢置くと外を見た時のリラックス度がアップします。ぜひ、お試しください。
まとめ

リビングとベランダの片付けをご紹介しました。
リビングは、安全と余裕のある空間づくりを目指して、大型家具の見直しと、モノの見直しを行います。
ベランダは、不要なものの一時置き場にしてしまいがちです。まずは、不用品を一掃して、掃除のしやすい動きやすいベランダにしましょう。
片付けはパートナーと2人で行えればなお良いです。後で「あれがない!」というトラブルが起こらないように、相談しながら片付けてください。
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