老人ホーム入居時必要となるもの
何を持っていけば良いの?

老人ホームについて  | 

身近な家族が自宅で過ごすことが難しくなり、老人ホームなどの介護施設に入所が決まった場合、何が必要になるのか全く想像がつかないという人は多いと思います。

介護施設の方針や意向の違いで、必要なものは変わります。入居するご本人の介護度によっても違ってきます。

ここでは、そのことを踏まえて、新しく生活を送る場所で不自由な思いや不安を感じないために、ご家族がどのように準備を進めていけばいいかを項目ごとに解説していきます。

スムーズに準備が進むように、丁寧に解説していきますので最後までお読みください。

入居までに用意するもの

[生活用品]

・石鹸、シャンプー、リンス:介護施設にはシャンプー、リンス、石鹸は用意されています。指定のものがあれば用意してください。

・歯ブラシ、歯磨き粉、歯磨き用コップ(プラスチックが好ましい)

・義歯ケース(義歯の方のみ)

・ヘアブラシ

・ボックスティッシュ

・トイレットペーパー(居室内にトイレがある場合個人で用意する場合があります)

・髭剃り(男性の方)

・老眼鏡

・置き時計

・カレンダー(文字の大きい壁掛けタイプ)

・化粧品(保湿剤、メイクされる方はメイク用品)

・タオル(バスタオル2枚程度、フェイスタオル6枚程度、ハンドタオル2枚程度)

・爪切り(入居者、ご本人が爪切りされることを禁止している施設が多く、介護施設で保管されます)

[排泄用品]

おむつや、尿漏れパット(利用されている方のみ):1袋

[衣料品](最初は入居時の季節のもので大丈夫です)

・下着:上下4、5枚

・靴下:4、5足

・パジャマ:上下3組

・普段着:上下4組

・上着:薄手2枚、厚手2枚、ベスト1枚

室内は空調で温度管理されています。体感の調整のための上着として、薄手、少し厚手の上着を2枚ずつ位、用意されてください。
お散歩や、病院に外出される場合もあります。外出用の上着も2枚ほどあればいいと思います。季節が夏の場合もクーラーが苦手な方のために上着は必要です。

・ひざ掛け:1枚

・室内用の靴(介護用室内履きがおすすめです)

[寝具]

ベッドやマットレスは施設にて用意されている場合がほとんどです。シーツや上掛けのリネン類は施設指定のものを使用されている場合が多いです。

季節によって微調整するために、夏ならタオルケット、冬なら毛布を用意されると快適に過ごせると思います。

[家具]

クローゼットやタンスが備え付けられている介護施設もありますが、備え付けていない所が多いです。

ご自宅で使われているタンスも、持ち込み可能ですが、入所予定である介護施設の居室にサイズが合っているか調べてから判断されることをおすすめします。

[家電]

テレビ、ラジオは備え付けのものはありません。ご本人が居室内で見ることを希望されたら準備されてください。

テレビは、介護施設のみんなで食事をしたり、レクレーションをしたりする場所に大きなサイズのテレビが備え付けてある所がほとんどです。

[食事]

お茶碗、湯飲み、箸に関しては介護施設により異なります。

全て施設のものを使用する所と、湯飲みだけは自分のものを使用する所、グループホームは家庭を意識しているので、ご飯茶碗、湯飲み、お箸はご自分で用意したものを使われているところも多いです。

入居の施設に聞いてから準備するといいと思います。

必ずではないが、準備しておくといいもの

・ご本人が一緒に写った家族写真を、枕元のテーブルや居室に飾られると、お部屋が殺風景にならず、ご本人も安心されます。

・冬場、加湿器が居室にあると乾燥を防ぐことができ、感染症予防になります。

使い慣れたもののメリット

入所されるご本人にとって、使い慣れたものは、親しみのあるものであり安心感を得られます。例えば自分が使っていた嫁入り道具のタンスは愛着が深いものになります。

住み慣れた住居を離れ、知らない人に囲まれて、最初は慣れない事ばかりで戸惑われるかもしれません。そんな時も、居室に自分のタンスを確認されれば、自分の場所はここなのだと安心される場合があります。

タンスなどの大きいものでなくても、小さな化粧ポーチを新しくされていた場合も「これは、私のじゃない」と馴染みがないものは戸惑われる場合があります。

日頃から見慣れている愛着のあるものを用意されてください。

ご家族としては、新しいものを揃えて送り出したいと思われるかもしれませんが、ご本人の気持ちを考えて親しみのあるもの、お気に入りのものを中心に準備されてください。

用意した持ち物全てに記名をする

入居時に持ち込まれるすべてのものには記名をされてください。

介護施設では、衣服に名前が書いていないと洗濯後に誰のものか判らなくなります。

衣服はもちろん、靴下やタオル、歯ブラシにいたるまで全てのものに、名前を記入する必要があります。

まとめ

ここまで「入居時必要となるもの」を、それぞれの項目別に分けて説明してきました。

準備するものは多岐にわたりますが、最初は最小限の必要なものを準備されてください。

施設によって準備するものが変わりますので、入居される施設へ確認されてから準備を始められることをおすすめします。

最初から、完璧に揃えようとしなくて大丈夫です。

施設では入居されたばかりの方の様子を細かく観察しています。足りないもの、あったほうがいいものは2週間位たつとわかります。
入居後、2週間すごされた位で面会され、足りないものや、不自由に感じられているものを、ご本人や、介護施設側に尋ねてください。その時に、あげられた足りないものを再び用意されれば大丈夫です。

老人ホームへの入居が決まって、こちらの記事がお役に立てたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。